お待たせしました!コカ・コーラのペットボトルです!
正確には「コカ・コーラのペットボトル風ビー玉コースター」。
ビー玉コースター37以来の大型作品。
コカ・コーラシリーズ三部作の約2年後(2022年)に作った作品です。
↓三部作の記事はこちら
ビー玉コースター31
ビー玉コースター32
ビー玉コースター33
三部作もこの作品も決してコカ・コーラ社様からの案件ではなく、個人的な趣味で制作したものです(案件だったら最高なのに)。
果報は寝て待つことにします✨
ご覧ください、このフォルム!
2021年頃から発売されてる350mlボトルを基に作ったのでやや細身のスタイル。
高さは180㎝近くあったと思います(覚えてません)。
サイズ感はこんな感じ。
左が正面、右が裏面です。
撮影のことを考え、正面は一番見栄えがするように作っています。
裏から見てもそれなりに楽しめますがワクワクする見栄えではありません。
こちらは制作前の貴重な画像。
ビー玉コースターを作り始めた当初から既にコカ・コーラの大型作品の構想があったので、2018年くらいからコツコツとダンボールを集めていました。
懐かしいロシア⚽ワールドカップ仕様のデザインもありました!ベルギー戦の興奮と悔しさは忘れられませんね。
コカ・コーラのダンボール以外で使用したのは、最上部の缶とゴールの紙コップだけです。
ペットボトルを作るのにペットボトルは使っていません!
最上部のキャップ部分をひねるとビー玉が発射されます。
ビー玉はコーラをイメージした琥珀色の15㎜玉。
ビー玉は螺旋のスロープを降りていきます。
猛スピードで降りてきたのに壁にぶつかって減速し穴に落ちます。
落ちた先には2つ穴が開いた皿があり、皿の中で2つのコースに分かれます。
ここが最初の分岐です。
最初の穴の真下が三角の山になっているので、山のてっぺんにぶつかった玉は左右どちらかに進んでいきます。左右同じくらいの数に振り分けられるように調整するのがポイントです。
最初の分岐で左に流れた玉は四角い皿に入り、ここでも2つのコースに分かれます。
最初の分岐で右に流れた玉はこのじょうごに入って
反対側のじょうご分岐に入ります。ここで2つのコースに分かれます。
最初の分岐で2つのコースになり、それぞれ次の分岐で更に2つに分かれるので、全部で4つのコースに分かれることになります。
ここから先を説明するのは私には難しすぎるので、コースについては後ほど合流地点だけ説明したいと思います。
3つの中で一番面白い分岐は何と言っても「四角い皿」です!
平らなのにビー玉がどんどん穴に吸い込まれていくところや、ビー玉同士ぶつかったり壁に跳ね返ったりするところが見ていて飽きません!
玉が皿に残りそうで意外と残らない不思議な皿です。
ワールドカップは目立つところにあります!
胴体を表現するための曲線。
微妙に外周の長さを変えています。
実物のペットボトルは真ん中あたりにラベルが貼ってあるので、
それを意識して真ん中はダンボールの赤い部分を多く使いました。
ここは2つのコースが合流するところです。
真ん中のラベルのすぐ下あたりです。(正面から見て右側)
上の合流じょうご1の下にあるのが
ひねり(ねじり)ゾーンです!
曲線にこのようなねじれを加えたのは初めてだったかもしれません。
ここの渦巻きコースの玉は、ループの中を通り抜けて合流じょうご2に入ります。
こちらが合流じょうご2です。
合流じょうご1に入らなかった2つのコースの玉がここで合流します。
なので、全部で4つあったコースは2つになりました。
渦巻きから来る玉もループの玉もジャンプしてじょうごに飛び込むのが面白い!
他にもビー玉の転がり具合いを楽しめるコースがいっぱい!
最後に2つのコースが紙コップで合流して終了です!
いつも自由に作っていたので、今回のように造形(ペットボトル型)が決まっている状態から作り始めるのは新たな試みでした。形を正確に作っていくのは大変でしたが、全体のデザインを考える必要がなくコースや仕掛けを当てはめていくだけなのでいつもより楽な面もありました。
また何かの造形にチャレンジしてみたいですね!
本編動画
こちらはショート動画