ビー玉コースター32 コカ・コーラドラゴン レッド

中古ダンボールシリーズ第2弾!
前作に続き、今作もコカ・コーラの空き箱ダンボールを使用(前回1リットル、今回1.5リットル)!せっかくなのでペットボトルも1本使うことにしました。
前作でとても苦労したはずなのに、懲りずに「箱もペットボトルも全て使い切って、他の材料は一切使っちゃダメ」という縛りで作りましたw
そして、再び「竜」が登場します!
2作連続でテーマがかぶるのは、きっと前作で「やり切った感」が得られなかったからだと思います。使えるダンボールを制限すると、やりたい事を全部やれないというジレンマが発生してしまうので、それを解消するためにはもう一度作るしかない!ってことで作りました。

それでは作品を見ていきましょう!


使ったダンボールはこちら↓
けっこう破けてましたが、そこも捨てずに貼り直して使ってます。

ペットボトルは1.5リットルを1本。
フタもフィルムも全て使ったよ。


完成品がこちら↓
けっこうピンぼけしてる・・・
なるべく基礎部分(柱や土台など)にダンボール色、コースや仕掛けなどには赤色を使うようにしました。

解説

上から順番に説明します。

まずは竜のお顔。
前回の反省を活かし、ダンボールの文字部分を使わないことにしました(見た目がぼやけるので)。
下地のダンボールにペットボトルのラベルをつぎはぎしながら貼ってます。
余った切れ端は裏に貼ったり装飾に使いました。

ロゴを映し出す瞳(ラベルの白いボトルの部分です)。

燃え盛る炎(よく見ると竜の口の形と似ていますね)。


「スタート地点」
スタートなのにペットボトルの
真ん中に静かに玉を置くと、くぼんでいるところから玉が落ちて通路に乗っかります。


竜の胴体は、短い通路をちょっとずづ重ねて作った螺旋(らせん)になっています。
柱がペットボトルなので、後ろもちゃんと見えるのがいいですね!
割と急な坂だし段段にもなっているので、玉が飛び出してしまうこともありますが「竜は生き物なので仕方ない」と言い訳しておきます。

とは言え、
「玉がコースを外れることがあっても、ビー玉コースターとして決して失敗作ではないのです!」
楽しむことが大事!

上から見るとこんな感じです。

通路は上から1段ずつグルーガンを使って貼っていきました。
ペットボトルがくびれの無い寸胴(ずんどう)タイプならいつものように輪切りで螺旋の通路にするのですが、コーラのペットボトルってくびれありタイプなので段段の通路にしました。


しっぽのヘアピンカーブを曲ると、そのまま「コークじょうご」へ突入!
急な螺旋やヘアピンカーブを通ってるのでスピードが出そうだけど、道は凸凹だしあちこちにぶつかるのでだいぶ減速しちゃいます。
それでも「じょうご」は平らに近い角度になっているので玉はそこそこ回りますよ。

「じょうご」の下は、どちらに転がるか分からない不規則な分岐になっています。
普段ならつまようじを使った分岐を取り付けるところですが、他の材料を使わないというルールを守って「山型分岐」を作りました。
じょうごの穴の真ん中に山の頂上がくるように設置しているので、落ちてきた玉は頂上にぶつかり手前か奥どちらかの通路に転がって行く・・・だけかと思いきや、

玉が頂上で止まることも(動画でも確認できます)!
数えたわけではありませんが、100個中 2、3個くらいは止まってた気がします。

これは意図的に作った仕掛けではなく偶然の産物で、2枚のダンボールを合わせて山にした時に頂上が少しくぼんだために起きた現象です。
最初は直そうと思ったけど、次の玉が落ちてぶつかるとうまいこと玉を振り分けてくれるので、このままの方が面白いと思って直しませんでした。

正しく機能する仕掛けよりも、「失敗した仕掛けの方が面白い」なんてことがあるんですね!
ビー玉コースターって奥が深い。


分岐を出るとそれぞれ階段のような通路を通り、柱の周りを下りていきます。
この通路も竜を意識して、柱に巻き付けるようなイメージで作りました。


階段は、左右微妙に違います。


切れ端で作った小さな竜
坂を下りてきたビー玉がたまに飛び跳ねるので、ガードの役割でここに居ます(実はちゃんと意味があったんですねぇ~)。
動画の中で、この竜にぶつかって命拾いした玉を1個だけ確認できます。


最後の仕掛けは「ペットボトルじょうご」
2つの方向から玉が入るタイプのじょうごは今回初めて作りました。


この仕掛けのポイントは、同じ方向から玉を入れることです。
別々の入口から玉が入っても、回転方向が同じだと多少ぶつかっても回り続けます。
もし、回転方向が違う玉が入ってくると、ぶつかった時に回転が止まりすぐに下に落ちてしまいます。

「ペットボトルじょうごの作り方」の動画はこちら


ゴールは一番下のコカ・コーラのロゴ部分。
ペットボトルのフタを使って通行止めにすると、ビー玉が竜のように連なってロゴを飾る額縁に変身!コカ・コーラのデザインを際立たせる造りになっています。

いかがでしたでしょうか?
私は、奇跡の「山型分岐」と最後のゴールでビー玉が集まってキラキラしているとこが特に気に入ってます✨
そんなことも踏まえて、みんなで動画をもう1回見てみましょう😄↓

ビー玉コースター32/コカ・コーラ ドラゴン レッド