35作目は、
「ウィットウォースの早戻り機構」(クイックリターンメカニズム)のリフトとワイヤーを使った仕掛けをテーマに作りました。
使ったダンボールはスプライト1.5Lの空き箱。色あせたような緑色がかっこいい!
いつも空き箱を使う時は、色やデザインをどう活かすか考えながら作ってるんです。
動画ではあまり確認できませんが、こだわって作った部分をいくつか紹介します。
・正面から見ると、真ん中の柱と後ろの壁のデザインが重なる!
・真ん中の柱と後ろの壁の ⅰ の点が黄色いビー玉!
・両サイドの柱はSpriteの最初の文字と最後の文字部分を使用(左はS、右はe)
他にも色々ありますが、これら全て自己満足の世界なので説明はこの辺でやめときます。
解説
「クイックリターンリフト」
最初に作ったのがこの装置。
円盤の回転は一定ですが、リフトは持ち上げる時にゆっくり動き下に戻る時に速く動きます。この仕組みは「ウィットウォースの早戻り機構」と言うものです。
他の作品でも似たような装置は登場しますが、アームの取りつけ位置がちょっと違います!
以前の作品ではアームの右端の穴を直接円盤に取りつけていましたが、この装置ではアームの中間につまようじを入れています。これによって早戻り運動が可能になるんです!
早く戻す意味は・・・あまり気にしないでください。
これを作った目的は、単純に作ってみたかったってだけです。
初めてのことにチャレンジするのはスキルアップにつながりますからね。
モーターはお馴染み
タミヤ「4速クランクギヤーボックスセット」
ギヤ比441:1
なんだかんだこの回転数が一番自分に合っている気がします。
安く購入できるのでAmazonで買ってます。
裏には滑車付きの円盤を取りつけました。
滑車は表のアルキメデスらせんを動かし、円盤は一番前のエレベーターを動かします。
円盤に画びょうを差して、紐をくくってエレベーターとつなげています。
円盤が回転した時に画びょうに巻きつかないように、紐の先は輪っかにすると良いです。
角度を変える部分は、滑りやすい素材のものがいいのでクリップを使いました。
滑車のベルト(輪ゴム)の角度を変えるため、小さい滑車を段違いに設置。
段違いにしたのは、アルキメデスらせんを取りつけた大きめの滑車が斜めだからです。
アルキメの滑車を大きくしすぎたので、スピードがかなり遅くなってしまいました。
本当はもっと速く動かしたかったんです。
この作品は仕掛けも少なめですしスピードも遅すぎたせいか、結果的にあまり視聴回数も伸びませんでした(反省)。
アルキメは、棒に巻きつけるタイプではなくワイヤーだけのものに初チャレンジ!
このタイプはビー玉が見やすくていいですね♪
棒が無い分、真っすぐに作るのが難しいです。変形しにくいように太め(3㎜)のワイヤーを使用しました。動作に支障はなかったけど完璧な真っすぐではありません。またいつか再チャレンジしたいと思います。
下は棒に巻きつけていますが、上はらせんを穴に入れているだけです。
アルキメの次の仕掛けは「なると」
ワイヤー式の渦巻きはこれまた初登場!
手の感覚だけを頼りに作ったのでいびつですね・・・味ということで。
なると渦巻きの次がエレベーター1。
後ろの円盤と紐でつながったエレベーターです。
玉を乗せる箱もクリップで紐をつないでます。
前面は透明プラスチック板でカバー。ダンボールでもいいけど中が見えた方が面白いですからね!
横から見るとこんな感じ。
エレベーター上部は糸が滑りやすいようにストローを使ってます(下りエレベーターの作り方で紹介したものと同じ)。
次もエレベーター。
「これが主役!」
でしたが、
早戻りという地味なテーマだったのも不人気の原因かもしれませんね。
最後の仕掛け「スパイラルコイル」
これも初登場!なんだかんだ今作はほとんどが初チャレンジ!
自分にとっては得るのもが多いビー玉コースターだった・・・しみじみ。
今回使用したワイヤーはこちら。
ダイソーで購入。赤とか緑とかのメタリックな色もありますよ!
ダンボールは1.5リットル8本入りを使いましたが、
規格が変わってしまい現在は6本入りになってます。
コカ・コーラ社の8本入りダンボが気に入っていた私としては少しさびしい。
というわけで、
あまり視聴されていない地味なビー玉コースター動画は
こちらからご視聴いただけます!