ビー玉コースター33 コカ・コーラ× 0の世界

中古ダンボールシリーズ第3弾は、

またまたコカ・コーラの空き箱

コカ・コーラ3部作の最後ということで、今回は縛りなしで自由に作りました。
過去2作で封印していたモーターつまようじなどコカ・コーラ社以外の製品も使っているので、その分だけ面白い作品になったと思います!自由って素晴らしい!

今回のテーマは、(コカ・コーラ)と(コカ・コーラゼロ)の世界をビー玉が行ったり来たりする表裏一体型ビー玉コースターを作ること。コカ・コーラとゼロの箱を眺めていたら、混ぜるよりも別々のビー玉コースターにした方がいい感じになる気がして表裏一体型に決めました。

使ったダンボールは500㎜ペットボトル24本入りの箱です。


完成した作品がこちら↓
左がコカ・コーラの世界、右がゼロの世界です。

それでは、この2つの世界について詳しく見ていきましょう!

解説

コカ・コーラの世界


コカ・コーラ側の主役はベルトコンベアの装置。
ベルトコンベアはビー玉フレンドチャンネルではけっこう人気がある装置です。つい最近まで解説動画しかアップしてませんでしたが、リクエストがあったので作り方動画制作も兼ねてベルコンに決めました。
(結局、作り方動画はアクエリアスになりましたが、そちらもカッコいいので見てくださいね!)


過去のベルコン作品ビー玉コースター15の時は、装置を直接モーターの台に取りつける方法で作りましたが、今回はモーターとベルコンの間に滑車を入れるため、モーター台には取りつけずにを立てて設置しました。


ビー玉コースター15のベルコン↓
柱を作らなくていいので、こっちの方が楽なんですけどね。


コカ・コーラのロゴってカッコいい!


ベルトや玉が乗る台もダンボールの赤い部分を使って、よりコカ・コーラ感のある仕上がりに!

ベルコンの後ろにあるのが滑車です。
ベルコンとの一体感を出すために、赤いビニールテープを貼ったり輪ゴムを赤く塗ったりしました。

なんとなくテープを貼る前よりも輪ゴムを引っ張る力が強くなった気がします。
きっとテープが輪ゴムをしっかりグリップしてくれるからですね(棚ぼた的発見)!


モーターはいつもの「タミヤ 4速クランクギヤボックス」 ギヤ比は441:1


モーターはベルコンののローラーにつないでます。でつなげても同じように動くんですが、他の装置のことを考えて上にしました。


シャフトはモーターに付属しているものとは別に1本追加して、軸継手でつなげました。
継手を使うのは今回が初めてでしたが、なんでこんなに便利なものを今まで使わなかったのか不思議です(存在を知らなかっただけなんですけどw)。

継手は、
「uxcell リジッドシャフトカプラ M4スキュー アルミ合金製 レッド 3mm―3mmコネクション径 L20xD12 2 個入り」です。
中国から送られてきたのでやや心配なところもありましたが、問題なく使えました!
私が買ったときは、Amazonで2個入り700円弱(ちょっとお高め)でした。


ベルトコンベアの作り方動画はこちら



「ホイールリフト」
モーターに直結した右の滑車で、左の4つ穴のホイールリフトを回してます。
ホイールに小さい滑車をくっつけて回す方法もありますが、今回はホイール自体を大きな滑車にしました。理由は、
滑車を大きくした方が回転が遅くなって、玉が穴に入りやすくなるからです!
回転が速いほど玉は入りにくくなるので、初めて作る方は速度ゆっくりめで作るのがいいと思います。


輪ゴムの間に通路がある斬新な造り。
大きい滑車の軸はつまようじ。


裏面には板状のプラスチックが取り付けてあるので、頂上の穴以外では玉が落ちない仕組みになっています。


滑車作りで気をつけているのは、柱が傾かないようにすること。
このホイールリフトはそんなに輪ゴムをキツくしてないのですが、多少は引っ張られてしまうので何も対策しないと柱が傾いてきます。なので、下の写真のように、柱と柱と間につっかえ棒(左中央の5枚重ねダンボール)を入れて固定してます。


ベルコン前の通路は、ペットボトルを切り貼りして作りました。
くぼみが浅いので両サイドにガードレールを設置。

ゼロの世界


ゼロ側は、黒を基調としたシックなデザインになりました。
こちらのメインは階段リフト(板タイプ)
このタイプの階段は作り方の記事も掲載済み→階段リフト(板タイプ)作り方
段差は85㎜。入口と出口の高低差は170㎜
90㎜くらい階段を持ち上げるため円盤も大きくなりましたが、いい具合に裏の世界を隠してくれているし、真っ黒なところも気に入ってます。


円盤はダンボール4枚重ね、アームは2枚重ね。つまようじ2本使用。

円盤の後ろには滑車が2つ。ダンボールに合わせて内側を黒と赤にしました。


「滑車リフト」
下の滑車は、真下にある玉をすくい上げて次の通路に乗せるのが仕事。
玉が2個連続で入ることもありますが意外と力があるので問題ありません!
透明な部分はペットボトルを切ったものです。


「2段レーン」
2つの世界をつなぐ通路は上下の直線レーンです。高さに余裕がなかったので仕掛けを作らずシンプルな通路にしました。
上の通路→階段を出た玉がホイールリフトへ。
下の通路→滑車リフトを出た玉がベルトコンベアへ。

反対側は高さに余裕があるので2つ仕掛けを作りました。

「ペットボトルじょうご」「波レーン」です。


ベルコンを出た玉が「ペットボトルじょうご」に入って、階段の入口に向かいます。
ホイールリフトから出た玉が「波レーン」を通り、滑車リフトに向かいます。


「ペットボトルじょうご」は、かなり小さめです。
コカ・コーラゼロ1.5Lのペットボトルを使いました。

「波レーン」は左端に穴があいてますが、玉は勢いよく下りてくるのですぐには穴に入らず壁にぶつかってレーンに戻ります。戻ってから穴に入る時もあれば、穴まで届かずにくぼみ(一番低くなっているところ)で止まることもあります。止まっても次の玉が勢いよくぶつかって
穴に落としてくれるので、ここにたくさん玉が溜まって流れを止めることはありません。
簡単に作れてとても面白い仕掛けだと思います。

動画は、
ビー玉が1周する流れで撮影しました。
ゼロ(階段)→コカ・コーラ(ホイール)ゼロ(滑車)→コカ・コーラ(ベルコン)
の順番です。
ビー玉の気持ちになって(?)ご覧ください!

ビー玉コースター33 コカ・コーラ×0の世界